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なぜ“デスクトップ型”がいいのか?
私も動画編集を考えるとき、ノートPCの手軽さに惹かれますが、やっぱりデスクトップが安心です。
特に、グラフィックボード(いわゆる“グラボ”)が必須となる用途では、拡張性・冷却性能・コスパの面でデスクトップが断然有利です。
Impress Watchのレビューでも「ミニタワーPCが爆速」だという感じで評価されています。4K動画編集ならハイスペックで挑むなら、やっぱり強みを感じますね(どう旅, 窓の杜)。
編集スタイル別・おすすめスペック
動画編集はそのグレード(フルHD、4Kなど)や用途(趣味、YouTube、副業、プロ制作)によって必要なスペックが変わります。下に整理しています。
1. 入門(趣味・フルHD編集)
- CPU:Intel Core i5(第10世代以降)またはRyzen 5以上
- GPU:GeForce GTX 1650 / RX 560以上(VRAM 2GB以上)
- メモリ:16GB(できれば32GB)
- ストレージ:SSD 500GB以上
- モニター:フルHD対応でOK
2. 本格編集(4K対応・YouTube・副業など)
- CPU:Core i7(第12世代以降)またはRyzen 7以上
- GPU:GeForce RTX 3060以上(VRAM 6GB以上)
- メモリ:16~32GB
- ストレージ:NVMe SSD 1TB以上が理想(可能なら2TB)
- モニター:4K対応、色再現性の高いIPSパネル推奨
3. プロ・高負荷編集(After Effects・複雑な4K)
- CPU:Core i9-14900K、i7-14700K/Ryzen 9系が推奨。
特に複数トラックや10bit編集向けに対応可能。 - GPU:RTX 4060以上、多用エフェクトやカラーグレーディングにはさらに上のモデル
- メモリ:32GB~64GB(After Effectsなどはこれ重要に)
- ストレージ:NVMe SSD複数(システム用、高速作業用、素材保存用など分ける)
(コスパ最適化ブログ)
私の目線からの総まとめ&実体験
私のおすすめ構成(将来見据えた本格編集向け)
| パーツ | 推奨スペック例 |
|---|---|
| CPU | Core i7‑14700K または Ryzen 9シリーズ |
| GPU | GeForce RTX 4060 Ti以上 |
| メモリ | 最低 32GB。できれば 64GB!(特にAfter Effects対応時) |
| ストレージ | NVMe SSD 1TB(システム用)+1TB(素材用)など分割構成が理想 |
| 冷却/ケース | ミニタワー以上の筐体でしっかり冷却できる構成を選ぶ |
こうした構成なら、4K編集も快適で、プレビューもカクつきにくく、レンダリング時間も大幅に短縮されます。
プロダクションで実際に「Core i7-14700K+RTX 4060Ti」構成が「4K編集に快適」「本格的な効率を実感できる」と高評価されています(コスパ最適化ブログ)。
この構成を検討するときのポイント
- 目的に応じたスペック選びが何より大切
- 拡張性を見越して、デスクトップで準備することは大いに意義あり
- 予算とのバランスも重要。入門機でも16GBあればフルHD編集は可能 → 本格化を見据えるなら、CPU・メモリ・SSDにしっかり投資しよう
- 冷却性能や将来的なアップグレードも重視して選んでください
趣味からプロ的制作まで視野に入れたPC構成のお話でした。
記事の情報が、おすすめPC選びのヒントになれば嬉しいです。