【川崎フロンターレ発、世界へ】海外で羽ばたく移籍戦士たち
目次
川崎フロンターレの海外移籍事情
ここ数年、川崎フロンターレから海外へ飛び立つ選手が目立つようになりました。かつては「日本代表への登竜門」として注目されていたクラブですが、今では「欧州挑戦の出発点」としても認識されるように。
この背景には、川崎Fの一貫した育成哲学と、個の才能を活かすスタイルがあります。ACLやJ1での実績はもちろん、プレースタイルや戦術理解力が、欧州クラブの目に留まりやすいのかもしれません。
破:海外に羽ばたいた7人の選手たち
① 山田 新(セルティック/スコットランド)
- 移籍時期:2025年7月
- 移籍先:セルティックFC(スコットランド)
- ポジション:フォワード
- 特徴:2024年J1リーグで19得点を挙げたストライカー。抜群の得点嗅覚とスピードを武器に、セルティックの前線で期待されています。
② 三笘 薫(ブライトン/イングランド)
- 移籍時期:2021年夏
- 移籍先:ブライトン(初期はベルギーのユニオンSGへレンタル)
- ポジション:ウイング
- 特徴:ドリブル成功率は欧州トップクラス。戦術理解力、守備貢献もあり、今や日本代表でも中心的存在。筑波大卒の“知性派”でもあります。
③ 旗手 怜央(セルティック/スコットランド)
- 移籍時期:2022年1月
- ポジション:ミッドフィールダー
- 特徴:攻守の切り替えが早く、セントラルMF、サイド、SBまでこなすマルチプレーヤー。セルティックでも主力として活躍中。
④ 大南 拓磨(OHルーヴェン/ベルギー)
- 移籍時期:2024年→2025年に完全移籍
- ポジション:センターバック
- 特徴:川崎Fでは控えが多かったが、ベルギーでの出場機会を掴み、実戦経験を積みながら欧州でのキャリアを構築中。
⑤ 田中 碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)
- 移籍時期:2021年にデュッセルドルフへ、2024年にリーズへ完全移籍
- ポジション:ミッドフィールダー
- 特徴:川崎F中盤の中心だったプレーメーカー。日本代表でもプレーし、献身性とビルドアップ能力が持ち味。
⑥ 高井 幸大(トッテナム/イングランド)
- 移籍時期:2025年7月
- ポジション:センターバック
- 特徴:190cm超のサイズと機動力を兼ね備えた若き守備者。ACLではC・ロナウドを封じて注目を浴びました。Jリーグからプレミアへの超大型移籍。
⑦ 谷口 彰悟(アル・ラーヤン/カタール)
- 移籍時期:2023年1月
- ポジション:センターバック
- 特徴:長年川崎の守備を支えたリーダー的存在。W杯にも出場し、安定感と統率力で中東クラブからも高評価を得ています。
川崎フロンターレが生んだ“海外組”の今とこれから
今回紹介した7人の選手は、それぞれ異なるキャリアを歩みながらも、共通点があります。それは「川崎フロンターレでの経験が、海外でも活きている」ということ。
技術的にも戦術的にも高いベースを持つフロンターレ育ちの選手たちは、海外のクラブでも高い評価を受けています。これからも、育成と実績の両輪をもつこのクラブから、多くの若手が世界に羽ばたいていくことでしょう。
おまけ:サポーター目線での楽しみ方
中年のフロンターレサポとして言わせてもらえば、これほど誇らしいことはありません。Jリーグの試合で見守っていたあの選手が、今は世界の舞台で堂々と戦っている。そんな姿を見るだけで、お酒が進んでしまいます(笑)
これから海外で活躍する若手も、川崎からまた育っていくでしょう。どこに行っても、ずっと応援していますよ!
※選手の移籍情報は2025年7月時点のものです。最新情報は各クラブ公式サイトやJリーグ公式をご確認ください。