成長NISAでおすすめの増配株5選|中長期で狙うならこの銘柄!
成長NISAとは? いま注目される理由
2024年から新制度に切り替わった「成長投資枠(成長NISA)」。従来のNISA制度に比べて、年間投資枠が大きくなり、長期・積立・分散の3拍子が揃った個人投資家にとっては非常に使いやすい制度になりました。僕のような50代のサラリーマンやフリーランスにとっても、老後資金の備えとして、また配当による副収入源として、非常に魅力的です。
特に注目したいのが「増配株」。つまり、毎年のように配当金を増やしてくれる企業です。配当は再投資にも回せますし、現金収入として家計にプラスすることもできます。そこで今回は、増配傾向にある実力派5銘柄を紹介していきます。
中年投資家の視点から見る、増配株の魅力
私も40代までは、株といえばキャピタルゲイン(売買益)狙いでした。でも50代になってくると、資産の守りと「持っていて安心できる株」を意識するようになったんです。そんな時に出会ったのが、増配株への投資でした。
増配とは、企業が毎年、配当金を少しずつ上げてくれること。これが続くということは、経営が安定している証拠であり、将来の資産形成にもプラスになります。持っているだけで毎年少しずつ収入が増えるって、ちょっとした年金代わりにもなりますよね。
注目の5銘柄|KDDI・ヒューリック・三菱重工・IHI・JTの実力を検証
KDDI(9433)|安定感のある通信大手
KDDIは「au」でおなじみの通信事業者。ここ10年以上、安定した増配を続けており、配当利回りも3%台と魅力的です。インフラ系の強みもあり、株価の上下も比較的穏やかなので、成長NISAでも安心して持てる一枚です。
ヒューリック(3003)|不動産と高配当のバランス
ヒューリックは不動産業を中心にしつつも、堅実な経営が光る銘柄です。10年以上連続で増配を続けており、配当利回りも4%を超える年も。高齢者施設や駅近ビルなど、安定収益が見込める物件を中心に展開しているのが好感。
三菱重工(7011)|防衛・宇宙で注目の成長株
重工業と聞くと堅いイメージがありますが、三菱重工は防衛、航空機、宇宙といった成長分野にも注力しています。ここ数年で業績が回復し、配当も増加傾向。グローバル需要にも対応できる企業体力が魅力です。
IHI(7013)|航空エンジンと再生可能エネルギーに強み
IHIも重工系ながら、航空エンジンや環境プラントなどの成長領域に投資しており、ここにきて業績が上向いてきています。まだ配当利回り自体はそれほど高くないものの、増配の兆しがあり、今後の成長に期待が持てます。
JT(2914)|安定収益と高配当が魅力
JTはたばこ事業が主力ですが、国内市場だけでなく海外にも積極展開しており、利益の安定性は折り紙付き。配当利回りも5〜6%と高水準で、株主還元に積極的です。2020年以降も安定した配当を維持しており、資産防衛にも適した銘柄です。
まとめ:成長NISAで安定と成長を手に入れよう
今回紹介した5銘柄は、いずれも配当の増加傾向があり、中長期で持つには非常に魅力的な企業ばかりです。成長NISAでは長く持てる銘柄を選ぶことが重要ですから、こうした安定した増配株をポートフォリオに加えるのは大きな意味があります。
もちろん、投資は自己責任が基本ですが、「収入を増やしながら資産も守る」そんな欲張りな選択ができるのが、増配株投資の面白さでもあります。
気になる銘柄があれば、まずは証券会社の口座を開設して、少額から始めてみてください。私が使っているのは【楽天証券】と【SBI証券】。手数料も安く、NISA口座の管理もしやすいのでおすすめです。
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