2025年7月13日スタートのTBS「日曜劇場」枠ドラマ『19番目のカルテ』について、俳優陣とあらすじを中心にご紹介します。
TBS日曜劇場7月期（毎週日曜21時〜）最新作は、富士屋カツヒト氏原作の医療ヒューマンドラマ『19番目のカルテ』。高度に専門化された日本の医療が抱える“たらい回し問題”に向き合う、新設の「総合診療科」を舞台に、人を“総合的に診る”医師たちの姿を描きます (tbs.co.jp)。
主演を務めるのは、キャリア30年目で初めて医師役に挑む 松本潤 さん。嵐のメンバーとしても活躍し、近年は大河ドラマや刑事ドラマなど幅広いジャンルで存在感を示しています (en.wikipedia.org)。脚本は『コウノドリ』シリーズを手がけた 坪田文 氏で、医療現場のリアルな息づかいと心の葛藤を丁寧に紡ぎます。
主演・主要キャストが勢ぞろい。以下の俳優たちが魅せます：
- 松本潤（徳重晃役）
魚虎総合病院に新設された総合診療科の医師。問診を通じて患者の“嘘”や心に寄り添い、本当の原因や最善策を見出す“人を診る医師” (cinematoday.jp)。 - 小芝風花（滝野みずき役）
整形外科の3年目専攻医。正義感が強く、理想と現実のギャップに葛藤を抱える。松本との初共演となる新コンビの化学反応に注目。 - 新田真剣佑（東郷康二郎役）
外科医で、魚虎総合病院に所属。整形外科と総合診療科との関係性の糸口に。 - 木村佳乃（有松しおり役）
小児科科長として、子ども患者への想いと総合診療との協働を演じる。 - 田中泯（赤池登役）
徳重の恩師で離島医師。背景にある深い信頼と師弟関係がストーリーに厚みを加えます。
そして、清水尋也、岡崎体育、生瀬勝久、ファーストサマーウイカ、津田寛治、池田成志、池谷のぶえ、本多力、松井遥南ら個性派が医師・看護師として集結。生瀬勝久とは松本潤が『ごくせん』以来23年ぶりという共演も。
現代医療が臓器別に18分野に細分化され、それぞれの専門医が治療を担う一方で、「どこの科へ行けば…？」と患者が戸惑う場面が増えています。
本作ではそんな患者の最後の砦として、新設された「総合診療科＝19番目のカルテ」を描きます。
主人公・徳重は問診によって患者の話や心に隠れた背景を読み取り、本当に必要な治療へ導きます。
そんな彼と衝突しながらも認め合っていく、まっすぐで熱い新米医師・滝野の成長も見どころ (cinematoday.jp)。
医師たちの間でも、総合診療科への理解や立場への葛藤が浮かび、外科や小児科など専門科との連携模索がドラマに深みを加えます。
医療制度の現実、人間ドラマを通じて、「生きるとは」「支えるとは」を問いかける物語です (tbs.co.jp)。
- 松本潤初の医師役：落ち着いた語り口と柔らかな眼差しが、徳重医師の人間味を醸し出します。
- 小芝風花との新タッグ：正反対の医師ふたりが向き合う姿に期待。
- 医療ドラマとしてのリアリティ：総合診療科という現実の医療背景と、プロ監修による“人を診る”治療風景。
- 多彩な共演者たち：話題性と演技力を兼ね備えた面々による群像劇。
7月の夜、日曜劇場で新たな“癒し”と“気づき”を。
