将来の資産形成に少しでも役立てばと、最近はNISA(ニーサ)を活用した投資に力を入れています。今回は「株主優待」について、特に食品関連の優待に注目してご紹介したいと思います。NISA口座でも株主優待は使えるのか?という点にも触れながら、ランキング形式でご紹介していきます。
■ NISAでも株主優待は使えるの?
まず最初に、「NISA口座で株主優待って受け取れるの?」という疑問について。
結論から言うと 受け取れます。NISA口座で購入した株でも、一定の株数(一般的には100株)を保有していれば、通常の課税口座と同様に株主優待の対象となります。
NISAは「少額投資非課税制度」といって、株や投資信託などの売却益や配当金に税金がかからない制度なんですが、優待制度は税金とは関係なく、株を保有している株主に対して企業が提供する“おまけ”のようなものです。ですので、NISAで株を買っても優待はちゃんと届きますのでご安心を。
■ 食品系の株主優待ランキング【2025年版】
ここからは、食品関連で人気の株主優待を、個人的な満足度も交えてランキング形式でご紹介します(※2025年5月現在の情報に基づいています)。
🥇第1位:アサヒグループホールディングス(2502)
- 優待内容:ビール・飲料の詰め合わせセット
- 必要株数:100株~
- 利便性:★★★★★
晩酌が好きな方にはたまらない優待。家族みんなで楽しめる飲料セットもあり、非常に使い勝手が良いです。NISAで保有してももちろん対象です。
🥈第2位:ハウス食品グループ本社(2810)
- 優待内容:レトルトカレーやスパイス類のセット
- 必要株数:100株~
- 実用性:★★★★☆
常温保存できる食品が届くので、とても便利。防災備蓄の意味も込めて保有している人も多い印象です。さすが老舗食品メーカーといった安心感があります。
🥉第3位:キユーピー(2809)
- 優待内容:マヨネーズやドレッシングなどの詰め合わせ
- 必要株数:100株~
- 満足度:★★★★☆
おなじみのマヨネーズやドレッシングがもらえる実用的な優待。食卓にすぐ役立つので、リピートして保有している方も多いです。ちょっとした贈答にも使えるのが嬉しいところです。
■ NISA口座で株主優待をもらうためのステップ
では、どうやってNISAでこういった優待株を始めればよいか、簡単にステップをご紹介します。
- 証券会社でNISA口座を開設(まだの方はまずここから)
- 食品系の優待がある銘柄をチェック
- 最低単元(通常は100株)をNISA口座で購入
- 株主名簿に名前が載る権利確定日を確認して保有
特に「権利確定日」は重要で、この日をまたいで株を保有していないと優待はもらえません。購入する前に、各企業のIR情報で確認しておきましょう。
■ 注意点:NISAで優待株を買うときに気をつけたいこと
- 株価の変動リスクを忘れずに
優待目的で買った株でも、当然ながら株価が下がることもあります。優待目当てでホールドしているつもりが、含み損が出てモヤモヤ…ということも。 - 優待内容の改悪や廃止もあり得る
最近は企業側もコスト削減のため、優待制度を見直す流れもあります。特に高利回りな優待は見直しリスクを意識しておくと安心です。
■ まとめ:NISA×優待株で、ちょっとお得な資産形成を
NISAで株主優待をもらえるというのは、私にとってもとてもありがたい発見でした。特に食品系は日常生活に役立つものばかりで、節約にもつながります。
もちろん、優待目的だけで投資するのはリスクもありますが、うまく活用すれば「投資の楽しみ」がグッと広がります。これからNISAを活用したいという方は、こういった優待株から始めてみるのもアリかもしれませんよ。