60代のクルマ事情、ちょっと変わってきた
60歳になって、ふと気づいたんです。クルマとの付き合い方、若いころとはだいぶ変わってきたなと。
昔はマイカーを持ってこそ一人前、なんて風潮もありましたけど、今は維持費もバカにならないし、何より運転頻度も減ってきている。
そんな折に見つけたのが、トヨタのクルマのサブスク「KINTO(キント)」でした。
今回は、実際にサービス内容を調べてみて感じたメリットとデメリットを、同じような年代の方々向けにわかりやすくご紹介します。
KINTOって何?ざっくり説明
KINTOは、トヨタが提供する月額定額制のクルマのサブスクリプションサービスです。簡単に言えば、「車を買わずに借りる」仕組み。しかも、保険・税金・車検・メンテナンスなど、必要な費用が全部コミコミで月々一定額というのが特徴です。
契約期間は3年、5年、7年から選べて、トヨタ車やレクサスなどの人気車種を取り扱っています。WEBで申し込みができて、店舗に行かなくても手続きが完了するのも、今どきらしい便利さですね。
実際どうなの?メリット・デメリットを感じたままに
メリット:
- すべてコミコミの安心感 自動車保険(任意保険)まで含まれているのがとにかく安心。年齢的に保険料が上がってくる世代なので、これはありがたい。
- 頭金不要、家計の見通しが立てやすい 車を買うときのまとまった出費がないので、資金繰りに余裕ができます。定年後の生活設計にもピッタリ。
- 乗り換えやすさ 3年契約なら、定期的に新車に乗れる感覚。整備や点検の心配もなく、気軽に最新のクルマに触れられます。
デメリット:
- 長期的には割高かも? 月額料金はお得に感じるけれど、10年乗るつもりの人にとっては、買った方が結果的に安くなる可能性も。
- カスタマイズができない 自分好みにパーツを付けたい人にはちょっと物足りないかもしれません。
- 走行距離の制限あり 月の走行距離に上限があるので、遠出が多い方は要注意。オーバーすると追加料金がかかります。
KINTOは「持たない自由」が心地よい時代の選択肢
若いころは「所有すること」に価値を感じていましたが、60代の今、「身軽であること」の方がずっと大事に思えてきました。KINTOは、そんな価値観の変化にぴったり寄り添ってくれるサービスです。
もちろん、すべての人にとってベストな選択とは限りません。でも、車にかかる手間やお金をグッと減らしながら、安心して乗れるという点では、これからのシニア世代にとって強い味方になってくれるかもしれません。
気になる方は、公式サイトでシミュレーションしてみるのがおすすめです。
「所有から利用へ」。そんな時代の流れの中で、自分に合ったカーライフの形を見つけてみませんか?