生成AIの最前線!Claude 3.7 Sonnet日本語でも可能
目次
はじめに:この60歳が驚いた最新AI技術
サッカー観戦と日本史が大好きな私ですが、最近はAI技術の進化にも目を見張るものがあります。特に2025年2月末に登場したAnthropic社の最新AI「Claude 3.7 Sonnet」には本当に驚かされました。
「また新しいAIの話か」と思われるかもしれませんが、これは今までとは一線を画する革新的なモデルなんです。私のような昭和生まれのオジサンでも、このAIの凄さがわかるほどですから。
今日は、そんな最新鋭のClaude 3.7 Sonnetについて、基本的な機能から実際の使い方、そして私の体験談までを交えながらご紹介します。これを読めば、AIの最前線がどれだけ進化しているか、そして私たちの日常にどんな変化をもたらすのかがわかるはずです。
Claude 3.7 Sonnetとは?基本機能と特徴
ハイブリッド推論モデルの革命
Claude 3.7 Sonnetは、「速く答える」と「じっくり考えて答える」の2つのモードを自由に切り替えられるAnthropic社の最新AIモデルです。これまでのAIは質問に対してすぐに回答を返しますが、複雑な問題に対しては考える時間が足りずに不正確な回答をすることがありました。
日本語にも対応しているのはもちろん、以前より大きく日本語対応が進化しているというのが実感できます。
Claude 3.7 Sonnetはハイブリッド推論モデルとして、迅速な対話から複雑なタスク解決まで対応可能になっています。例えば、簡単な質問には従来通りすぐに回答し、難しい数学の問題や複雑なプログラミングの課題には「拡張思考モード」を使って深く考えてから回答するというわけです。
私のような日本語しかわからないものでも、昔からの「コンピューターは計算は速いけど『考える』わけじゃない」という常識が覆されるような感覚です。正直なところ、SF映画の世界が現実になりつつあるような不思議な気分です。
拡張思考モードで思考プロセスを可視化
Claude 3.7 Sonnetの最も革新的な点は、「Visible Extended Thinking(可視化された拡張思考)」機能により、思考プロセスを可視化できることです。AIがどのようにステップごとに推論を進め、結論に至ったかを確認できるため、「ブラックボックス」問題が軽減されています。
これは川崎フロンターレの戦術分析を見ているような感覚に近いかもしれません。監督がなぜその選手起用や戦術を選んだのか、その思考過程がわかれば試合の見方も変わりますよね。それと同じように、AIの思考過程を見ることで、回答の信頼性も高まるわけです。
拡張機能モードは、「正しそうなLLMの出力が本当に合っていそうなのかどうか」を人間が人間的に考えるためのヒントを与える、強力なツールだと実感します。私のような非エンジニアでも、AIの考え方を理解できるのはありがたいですね。
プログラミング能力の飛躍的向上
Anthropicが公開したベンチマークスコアでは、Claude 3.7 Sonnetの拡張思考モードは従来モデルはもちろん、ほとんどの項目で「DeepSeek R1」を上回っており、OpenAIの「o」シリーズに匹敵する性能まで備えているそうです。
特に、コーディングとフロントエンドWeb開発において特に大きな改善を示しています。私自身はプログラミングの専門家ではありませんが、息子がエンジニアをしていて彼の話によると、「AIが書くコードの品質が急激に上がっている」とのこと。
ちなみに、開発に関しては、普段はサービスデザイナーをしている開発素人の方がClaudeとともにアプリづくりを進め、半日でアプリ開発&リリースできたという事例もあるようです。これは凄いですね!
実際の使い方と活用法
日常生活での活用例
Claude 3.7 Sonnetは日常生活でも様々な場面で活用できます。例えば:
- 文章作成の強力なアシスタント:メールやSNSの投稿文、ブログ記事などの文章作成が格段に楽になります。私も実際にこのブログの下書きをClaudeに手伝ってもらいました。日本語で最後まで問題ありませんでした。
- 情報収集と整理:2025年3月からはウェブ検索機能が使えるようになり、最新の情報を調べられるようになりました。これで最新のJリーグの情報も簡単に集められるようになって助かっています。
- 趣味の深堀り:私は日本の歴史が好きですが、あるお寺や神社について調べるときに、Claude 3.7 Sonnetを使うと詳しい情報を教えてくれるだけでなく、関連する歴史的背景まで教えてくれるのでとても役立ちます。
ビジネスシーンでの活用法
ビジネスでの活用方法も幅広く、特に自由業の私にとっては心強い味方です:
- ビジネス文書作成:メール・企画書の作成をスピードアップできます。「取引先へのメール、どう書けばいいか」と聞けば、ビジネス向けのしっかりした文章を作ってくれます。
- データ分析と意思決定支援:数字やデータの分析も得意分野で、マーケティングや投資判断のサポートもしてくれます。
- クリエイティブ作業の効率化:ウェブサイトのデザイン案やコンテンツ企画など、クリエイティブな作業も支援してくれます。
開発者向けの新機能「Claude Code」
開発者の方々には特に朗報です。限定的な研究プレビューで、初のエージェントコーディングツールである「Claude Code」が導入されました。このツールを使えば、ターミナルから直接AIにコーディングタスクを委任できるようになります。
例えば:
- 「このコード、どこが間違っているか」と聞けばバグを指摘
- 「この機能を追加するには」と聞けば必要なコードを書いてくれる
- GitHubへの直接プッシュも可能になった
こういったツールがあれば、私のような60代でもアプリ開発に挑戦できるかもしれませんね。いつかは自分でJリーグ観戦用のオリジナルアプリを作ってみたいという夢があるので、楽しみです。
料金プランと始め方
Claude 3.7 Sonnetを始めるのは非常に簡単です。ブラウザでhttps://claude.aiを開き、メールアドレスやGoogleアカウントなどでユーザー登録・ログインするだけで、無料枠から利用できます。
料金プランは以下のとおりです:
- 無料プラン:標準モードのみ利用可能
- 有料プラン(Claude Pro):追加機能としてExtended Thinking(拡張思考)モードがUI上でオンにできます
- Team/Enterprise:ビジネス向けの高度な機能が利用可能
気になる料金ですが、APIを利用する場合は1M(100万)入力トークンあたり:$3、1M(100万)出力トークン(extended thinkingの思考トークンを含む)あたり:$15となっています。
個人的には無料プランでも十分機能しますが、より複雑な作業やプログラミングを行いたい場合はProプランを検討する価値があるでしょう。
私が実際に使ってみた感想
実際にClaude 3.7 Sonnetを使ってみた感想を正直にお伝えします。
まず驚いたのは、その会話の自然さです。以前のAIだと「AIっぽい」回答が多かったのですが、Claude 3.7 Sonnetは本当に人間と話しているような感覚があります。特に日本語の理解力と表現力の高さには感心しました。
例えば、先日はアマゾンプライムで観たい映画のレコメンドをお願いしたところ、私の好みをしっかり理解して、サスペンスとアクション映画を中心に面白そうな作品をいくつか紹介してくれました。その中から選んで観た「タイムリミット」という作品が大当たりで、久しぶりに夢中になって観ました。
また、コードの正確さがすごいという評判も納得です。趣味で作っているブログの簡単なカスタマイズをお願いしたところ、エラーなく動くコードを提供してくれました。
ただし、無料版では拡張思考モードが使えないのが少し残念です。複雑な問題を考えるときには、AIの思考過程を見てみたいという好奇心があります。
まとめ:AIと共に歩む新時代
Claude 3.7 Sonnetは間違いなく生成AI技術の新たな画期的な進化です。「考える」AIという新しい概念は、私たちの仕事や日常生活を大きく変えていくでしょう。
特に私のような60代にとっては、情報収集や文書作成、創造的な作業をサポートしてくれる心強いパートナーになることは間違いありません。かつてパソコンやインターネットが私たちの生活を変えたように、これからの時代はAIと共に歩むことになるのでしょう。
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