【2025年5月版】為替ドル円の行方は?トランプ再登場で円高に進むか
いま、ドル円はどうなっている?
2025年5月2日朝現在、ドル円相場は1ドル=145.6円前後。去年から円安トレンドが続いていたものの、今年に入ってからやや方向感を失いつつありますね。
長期的に見れば、2022年以降の円安は異常とも言えるスピードでした。私も当時は「これ、150円突破するぞ…」と半信半疑で為替チャートを見ていたのを覚えています。
ただ最近は、米国の金利動向や大統領選の話題も加わって、少し雰囲気が変わってきたように感じます。
注目ポイントは「トランプ再登場」と「日銀のスタンス」
今回、為替相場に大きな影響を与えそうなのがトランプ前大統領の発言。再選を目指す姿勢を強めるなかで、「ドル高は米国経済にとってマイナスだ」との持論を再び表明しました。
これ、意外と市場は敏感に反応するんですよね。トランプ氏は就任時にも「ドルは強すぎる」と発言して、ドル安・円高に振れたことがありました。今回も同じような流れになる可能性があります。
さらに、日銀の動きにも注目です。
4月の金融政策決定会合では大きなサプライズはなかったものの、「金融緩和の出口戦略」について一部で議論が始まっているようです。これが実際に動き出せば、円買いの圧力が高まる可能性は高いでしょう。
私の予想 ― 円高シナリオの根拠と対応策
私は、近い将来、ドル円は「円高方向」に動くと見ています。
その理由は以下の3点:
- トランプ氏の「ドル安志向」が市場に意識され始めている
- 日銀が金融緩和を段階的に見直す可能性がある
- アメリカ経済の鈍化観測が出てきており、利下げ圧力が高まっている
特に1つ目は、政治的な要因で市場心理が変わるという点で、他の要素よりインパクトが強いです。トランプ氏は「発言だけで為替を動かせる」数少ない人物の一人ですからね。
対応策:個人投資家としてどうする?
円高になると、外貨預金やドル建て資産の評価額が下がるリスクがあります。ですので、今のうちに資産配分を見直しておくのも一つの手です。
たとえば、為替リスクを抑えつつ海外投資を続けたい方には、為替ヘッジ付きの投資信託や、国内株でグローバル展開している企業の株式を検討するのもありです。
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まとめ:投資スタイルを見直す良い機会かも?
ドル円が円高方向に動く可能性が出てきた今こそ、資産配分や投資スタイルを見直すチャンスかもしれません。私自身も、数年前に外貨預金をしていた頃に「為替リスクって意外と大きいな」と痛感した経験があります。
最近は、投資情報もネットやYouTubeで簡単に手に入るようになりましたが、最後に判断するのは自分自身。慎重に、でも前向きに行動していきたいですね。
ご覧いただきありがとうございました。この記事が皆さんの資産形成のヒントになれば幸いです。