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NISAの成長投資枠で目指す“配当生活”——潰れない企業にコツコツ投資
自分の経験を踏まえて、今日は「NISAの成長投資枠を使って配当金で生活する道」についてお話ししたいと思います。
◆ きっかけは“配当で暮らす”という夢
私がNISAに興味を持ったのは、「老後の収入源をどう確保するか」という問題意識からでした。年金だけでは心もとないし、不動産や副業はハードルが高い…。そこで目にしたのが、「NISAの成長投資枠で配当を積み上げる」という方法でした。
特に2024年から新しくなった新NISA制度では、非課税で投資できる金額が大幅に増え、年240万円(生涯で1,800万円)までの投資が可能になったんです。これはチャンスだと感じましたね。
◆ NISAの成長投資枠ってどんな制度?
簡単に言うと、「株式や投資信託などに投資して得た利益が、非課税になる」制度です。特に「成長投資枠」は、個別株やETF(上場投資信託)など、配当を狙いやすい商品にも投資できるのが魅力。
通常、株の配当には約20%の税金がかかりますが、NISA口座ならこの税金がゼロ。これが長期投資ではとても大きい差になります。
◆ サラリーマンにとってのNISA成長投資枠のメリット3つ
- 配当金が非課税で受け取れる
- 税金がかからない分、手取りが増えます。たとえば年間10万円の配当なら、通常は税引き後8万円ですが、NISAならまるまる10万円受け取れます。
- 給与以外の安定収入を作れる
- 私たちサラリーマンは毎月のお給料に頼りがちですが、配当は“第2の収入源”になります。老後の生活にも安心感が出てきます。
- 少額から始められる
- 成長投資枠では1株単位での投資も可能。5万円、10万円とコツコツ積み立てられるので、大きな資金がなくても始めやすいんです。
◆ どうやって始める?NISA成長投資枠の使い方
私がやっている「配当目的のNISA活用法」はこんな流れです:
- 証券口座を開設(NISA対応のもの)
- ネット証券なら手数料も安く、管理もラクです。
- 潰れにくい“安定企業”を選定
- 例えば、食品、インフラ、医薬、通信といった景気に左右されにくい業種。具体的には、「キリン」「NTT」「KDDI」「JT」などが代表格。
- 高配当+安定配当の銘柄をコツコツ購入
- 利回り3〜4%を目安に、年240万円の枠を埋めていく。10年続ければ、累計2,400万円の投資になります。
◆ 目指すは「10年で配当生活」
仮に年利回り4%の安定配当株に2,400万円を投資した場合、
- 年間配当:約96万円(非課税)
- 月8万円の副収入が確保できる計算です
完全に生活費をまかなうのは難しくても、年金+配当で十分な老後資金になるという安心感があります。
◆ 注意点も忘れずに
- 元本保証ではない
- 株価の上下で資産が減る可能性もあるので、安定銘柄を選ぶ慎重さが必要です。
- 配当が減ることもある
- 企業業績によっては減配もありえるので、分散投資でリスク管理しましょう。
◆ まとめ:地道な積み重ねが未来を作る
NISAの成長投資枠を使えば、配当を積み上げていく道がぐっと現実的になります。派手さはないけれど、「潰れない企業にコツコツ投資」することで、10年後の自分にしっかりバトンを渡せるんです。
私自身、「何かあったときに頼れる収入源がある」ことで心のゆとりが生まれました。
もし、あなたも将来に不安を感じているなら、一度NISA口座を開いてみてください。始めるだけでも、未来の安心感が少しずつ近づいてきますよ。