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【映画レビュー】ロード・トゥ・パーディション──静けさが語る父と子の逃避行【Amazonプライム・ビデオ】


タイトルに隠された「救済」とは?

Amazonプライム・ビデオで見つけた映画『ロード・トゥ・パーディション(Road to Perdition)』。
正直に言えば、「派手なアクションじゃなくても楽しめる映画って、あるのか?」という気持ちで再生ボタンを押しました。

結果から言うと、これは“静けさの中に息詰まるような緊張感”がある、じっくり味わいたい一本。
2002年の公開作で、主演はあのトム・ハンクス。時代は禁酒法時代のアメリカ。
組織の殺し屋である主人公マイケル・サリヴァンが、ある事件をきっかけに裏切られ、そして逃避行を始める――
まさに「贖罪(パーディション)への道」の物語です。


キャストと見どころ──静かな怒りと血の宿命

まず、この映画のキャスティングはとにかく豪華。

  • トム・ハンクス(マイケル・サリヴァン):無口な殺し屋であり、父。
  • ポール・ニューマン(ルーニー):組織のボス。重厚な存在感。
  • ジュード・ロウ(マグワイア):冷酷な殺し屋でありカメラマン。
  • ダニエル・クレイグ(コナー):ルーニーの息子であり、狂気を抱える男。

ポール・ニューマンはこの映画が遺作の一つとも言われる名演。
静かながらも一触即発の空気が漂う父子の対話に、こちらも息を飲みました。

それにしても、ジュード・ロウ演じるマグワイアの不気味さ。
アクションの派手な銃撃戦よりも、この男がひたひたと追ってくるだけで恐ろしい。
こういう「音の少ない」サスペンス、久しぶりに味わいました。


心に残った名場面と中年男の感想

正直、一番印象に残ったのは、雨の中の銃撃戦。
音楽が消え、雨音と銃声だけになるシーンにゾワっと鳥肌が立ちました。

また、父マイケルが息子と心を通わせていく描写が切ない。
「父親とは何か」「罪を背負うとはどういうことか」──
中年になった今だからこそ、重く響くテーマでした。

一見すると地味な映画かもしれませんが、
むしろその静けさが、逆に不穏さと緊張を引き立てる。
アクション映画を期待して観たはずが、心の奥に刺さる「人間ドラマ」に引き込まれていました。


あとがき:静かな映画に癒しと衝撃を感じたいあなたへ

「静かなアクション映画」と聞いてピンとこない人も多いかもしれません。
でも、『ロード・トゥ・パーディション』は、そんな先入観をいい意味で裏切ってくれます。

父として、男として、何か大切なものを守りながら生きるということ。
そんなテーマに共感できる方には、ぜひ観ていただきたい作品です。

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この映画を観たあと、ふと息子と真面目な話をしてみたくなりました。
たまにはこういう作品も悪くないですね。

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