補強の背景と現状
J1リーグでトップを狙う川崎フロンターレが、2025年7月に外国人選手を2名獲得しました。ACL(アジアチャンピオンズリーグ エリート)準優勝による賞金や、DF高井幸大選手などの大型移籍—特にトッテナムへの移籍に伴う収入により、強化資金が潤沢になったことが背景にあります(Football Tribe)。
このタイミングでの補強によって、センターバックや攻撃力のさらなる強化が急務とされていました。
新加入選手の紹介
フィリップ・ウレモビッチ(28歳/クロアチア代表/DF)
- 経歴:ハイデュク・スプリト所属。元クロアチア代表経験あり。
- コメント:「温かく歓迎してくれたチームに感謝…一緒に目標を達成しましょう」と意気込みを語っています(スポニチ Sponichi Annex)。
- 特徴:中堅ながら国際経験が豊富で、対人に強いセンターバックとして活躍が期待されます。
ラザル・ロマニッチ(27歳/元セルビアU‑19代表/FW)
- 経歴:セルビアのヴォイヴォディナに所属。元U‑19セルビア代表としてもプレー。
- 活躍実績:前所属では公式戦で複数の得点とアシストを記録し、安定した活躍を見せていました。
- コメント:「フロンターレのファン・サポーターの皆さん、こんにちは!チームのために全力を尽くします」とファンに向けたメッセージも印象的です。
私の所感と期待する未来
元サッカー選手だったわけではありませんが、長年Jリーグや川崎フロンターレを応援している一サポーターとして、今回の補強には大いに期待しています。
● 守備の安定感アップ
高井選手がトッテナムへ移籍した後、その穴を埋める存在としてウレモビッチ選手は頼もしさを感じます。フィジカル的にも成熟しており、Jの速さにも馴染めば安定的にキャプテン級の存在になるのではと。
● 攻撃の幅が広がる
ロマニッチ選手は27歳で経験も持ちつつ、得点能力のあるストライカーです。前線で飯倉—ではなく飯倉(本当はGKだ)…いや、フロンターレの攻撃を牽引する存在に育ってほしいですね。彼が加入することで、選手層の厚みが増します。
私の観戦スタイルから見た期待ポイント
普段、ホーム・等々力競技場で観戦する時は前線からのプレスや守備ラインの連携に特に目が行きます。ウレモビッチ選手は空中戦も強そうだし、裏抜けにも対応できそう。ロマニッチ選手が持ち味のスピードと決定力を発揮できれば、同時に浦和やG大阪との試合でも目を引く存在になるでしょう。
締めくくり
これから、川崎フロンターレがこの夏の補強でどんな戦術的厚みを加え、チームとして成長するのか、Jリーグ後半戦での躍進が楽しみです。
これからもサッカー観戦と歴史・文化・地理散策を続ける傾向のある私ですが、川崎フロンターレの浮沈にはこれからも目が離せません。