Midjourneyとnanobananaを比べてみたら、やっぱりMidjourneyがしっくりきた話
はじめに
画像生成AI、使ってますか?
私は最近、ブログやSNS投稿用の画像づくりでよく活用しています。
この分野、ほんの1〜2年で爆発的に進化していて、ちょっと目を離すと新しいツールが出てきますよね。
最近、「nanobanana(ナノバナナ)」という名前のサービスを知って、試してみたんですが……やっぱり私はMidjourney派だなと感じました。
今回はその理由を、自分の体験を交えながら書いていきます。
Midjourneyとは?
Midjourney(ミッドジャーニー)は、テキストを入力するとAIが画像を生成してくれるサービスです。
主にDiscord(ディスコード)というチャットアプリ上で動作します。
初めて使ったとき、「えっ、AIでここまで描けるの?」と驚きました。
アート的な仕上がりが強みで、写真風からイラスト風まで幅広く対応してくれます。
実際に「日本の神社を背景にしたサッカー選手」という無茶なプロンプト(指示文)でも、想像以上にカッコいい画像ができました。
nanobananaとは?
nanobanana(ナノバナナ)は、最近話題になっている画像生成系のAI。
「Flash」や「Gemini」というGoogle系列の技術に関連していると言われています。
サービスによっては、日本語でもプロンプトを入力できたり、手軽に画像を出力できる仕様になっていて、X(旧Twitter)上のbot投稿などでもよく見かけるようになってきました。
ただ、2025年10月時点での情報では、nanobananaは日本製のサービスではありません。
名前の印象とは裏腹に、GoogleやDeepMindの技術を活用している可能性が高いというのが今の共通認識です。
両方使ってみた感想
● nanobananaを使ってみて
まず、手軽に試せるのは魅力でした。
UIも直感的で、ちょっとしたイメージを形にしたいときには便利です。
ただ…実際に試したプロンプトでは、意図通りの画像がなかなか出ませんでした。
たとえば「川崎フロンターレのユニフォームを着た人物+歴史的建造物の背景」と入力しても、
出てくるのはフロンターレ感のない謎の人物や、洋風の建物だったりと、ちょっとズレた印象が強かったですね。
● Midjourneyの使用感
一方でMidjourneyは、少し英語力が要るとはいえ、結果のクオリティが圧倒的。
構図や色使い、雰囲気がまとまっていて、ブログやSNSのアイキャッチに即使えるレベルです。
最初はDiscordでの操作に戸惑いましたが、慣れれば問題なし。
むしろ、同じような画像を生成している他のユーザーのプロンプトが見られるのも勉強になります。
最近は、Web版が使いやすくなっていて、ほとんどWeb版を使うようになりました。
なぜ私がMidjourneyを選ぶのか
正直なところ、「意図をくみ取ってくれる精度」が決め手です。
Midjourneyは、こちらがざっくり書いた指示でも、かなり高精度でビジュアル化してくれるんですよね。
- 思い通りの世界観を描ける
- 構図やキャラのディテールがしっかりしている
- 生成速度も意外と早い
対してnanobananaは、軽く遊ぶには十分だけど、本気の用途にはまだ物足りない印象です。
Midjourneyの始め方(初心者向け)
「Discordって難しそう…」という方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
日本語でわかりやすく解説されたサイトも増えていて、数ステップで始められます。
使っていく中で、自分好みの画像がどんどん作れるようになっていくので、正直ハマります(笑)
私も、ブログのヘッダー画像、挿絵、さらには家族に頼まれた年賀状用画像まで、幅広く活用しています。
まとめ
生成AIは面白い。けれど、目的によって使うべきツールは変わってきます。
- 気軽に楽しむならnanobanana
- 本気で画像を作りたいならMidjourney
この住み分けが、今の私の正直な感想です。