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なぜGoogleは「パスワード」から「パスキー」への移行を推奨しているのか?
- フィッシング詐欺に強い
パスキーはFIDOという最新技術に基づく暗号鍵を使用。サービスごとに異なる鍵を生成し、フィッシングサイト(偽のログインページ)では使えない仕様です。そのため、不正ログインへの耐性が大幅に向上しています。(developers.google.com) - パスワードより安全で管理が簡単
パスワードは「覚える・使いまわす・破られる」という課題が多く、Microsoftでは秒速でパスワードを狙う攻撃が常時7,000件発生しているとのこと。Googleはこれら問題を受け、パスキーへの切り替えを呼び掛けています。 - 生体認証で快適かつ高速
指紋や顔、PIN、画面ロックなど、普段使いと同じ操作でログインでき、「覚える」必要がありません。パスワード入力よりも40%速くログインできるというデータもあります。
パスキー設定手順(Gmail/Googleアカウントの場合)
📌 ステップ1:対応環境を確認
- OS:Windows 10+、macOS Ventura+、ChromeOS 109、iOS 16+、Android 9+
- ブラウザ:Chrome 109+、Safari 16+、Edge 109+、Firefox 122+
- デバイス:指紋/顔認証付きスマホや、FIDO2対応セキュリティキーなど
(support.google.com)
ステップ2:パスキーを作成する
- 米国Googleのアカウント設定画面へ(日本でも同様)
- 「セキュリティ」→「Googleへのサインイン方法」→「パスキーとセキュリティキー」を選択
- パスキーの作成をタップし、指示に従って画面ロック解除(指紋・顔・PINなど)
- AndroidならGoogleパスワードマネージャーに保存され、各デバイスと同期されます
(support.google.com, support.google.com)
ステップ3:パスキーを使ってログインする
- Gmailなどのサインイン画面でメールアドレスを入力
- 「別の方法を試す(Try another way)」を選ぶと「パスキーを使う」の選択肢が表示
- 鍵のアイコンを選び、生体認証などでロック解除すればログイン完了
- Android同士、またはスマホ→PC間でもQRコードまたは自動同期で使用可能
ステップ4:パスキーの管理・削除
- 確認:「Google アカウント」→「パスキーとセキュリティキー」に一覧表示
- 削除:不要なパスキーを選んで「削除」すれば無効化されます
- 紛失対応:Android端末ならGoogleパスワードマネージャーで復元可能。ただし、物理キーは予備を用意すると安心
まとめ
- パスキーはパスワードより圧倒的に安全で、フィッシング・解析・再利用といった脅威に強い
- QRコードや生体認証で簡単ログインでき、手間も減ります
- Googleは既に20億以上のユーザーに移行を推奨中であり、安全な未来の常識となりつつあります
実際、私もGmailにパスキーを設定してみましたが、生体認証とワンアクションでログインできる快適さを改めて実感しました。セキュリティも向上し、安心感が違います。
✔ 今すぐやってみるなら…
- 設定ページにアクセスし「パスキーとセキュリティキー」を確認
- 「パスキーの作成」ボタンを押して、普段のスマホやPCの画面ロックで解除
- 「今後はパスワード入力不要」に切り替えれば完了です!
こちらのナビゲーションから変更が簡単にできます ⇒ Googleパスキー設定ナビゲーション
